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古代から神への捧げ物や食品、薬などとして利用されてきたゴマ。
とても重要な作物として、お金の代わりに使われたこともあったそうです。
また、滋養に富み、体の中から、外から、「きれい」を作ります。
ゴマ科ゴマ属の一年生草本植物。ゴマの故郷は、アフリカのサハラ砂漠の近くのサバンナと言われています。
色々な品種がありますが、大きく熱帯産と温帯産に分けられ、日本で育てられるゴマは温帯産のものです。熱帯産のゴマは、背丈が2m近くにもなり、たくさんの花が咲き、実をつけますが、日本で育てると背丈ばかり伸びて、あまり花がつかないまま寒くなり枯れてしまいます。
一年中気温の高い地方でないと育ちにくい様です。日本で消費されているゴマは、そのほとんどが輸入物です。


ゴマパワー
ゴマは、とっても栄養価の高い食品です。
まず、ゴマには、およそ50%の油が含まれており、リノール酸とオレイン酸がバランスよく含まれています。
その他にも、タンパク質が20%程も含まれており、身体にとって大切な成分、ミネラル(鉄やセレン等)やビタミン(E・B1・B2等)、リグナン類(セサミンやセサモリン等)などが色々と含まれています。


ゴマの種類
大きく分けると種子の外皮の色により三種類に分けられます。
ゴマ
<白ゴマ>
小粒で、料理に多く使われます。油分が他のゴマに比べ多いので、 ゴマ油によく用いられます。しっとりとした甘みが特徴です。

<黒ゴマ>
大粒で、芳香成分が多く香りが強いです。油分が白ゴマと比べると少ないので、 すっきりとした味わいです。

<金(茶・黄)ゴマ>
小粒で、白ゴマより濃い色をしています。香りは、三種類の中で最も豊かで、 風味を楽しみたい料理に適しています。


 ※ 黒ゴマが漢方薬に使われていることが多いことから、黒ゴマが健康に良いイメージがありますが、栄養価などは、ほとんど変わらないそう
   です。ただ、黒ゴマの皮にはポリフェノールの成分があり、また新しいリグナン(セサミン)があることもわかってきているそうです。


ゴマの加工の種類
● 洗いゴマ生ゴマを水につけて洗い、乾燥させたもの。
● むき(みがき)ゴマゴマの皮を除いたもの。
● 炒りゴマ洗いゴマを炒って、乾燥させたもの。
● 切りゴマ炒りゴマを乾いたまな板の上で包丁で刻んだもの。
● ひねりゴマ炒りゴマを指先でひねりつぶしたもの。
● すり(あたり)ゴマ炒りゴマをすり鉢などですりつぶしたもの。(用途に応じてすり方を変える)
● 練りゴマ炒りゴマをペースト状になるまですりつぶしたもの。

 ※ ゴマ和え、ゴマだれ、ゴマ豆腐、ゴマあん、揚げ物の衣など多くの料理に使われているゴマ。
   料理方法に応じてこれらを使い分けると良いでしょう。


ゴマ油を使って、お手製薬膳ラー油!
ゴマは中国では古くから「若さと健康を保つ」とされ、様々な効能が医薬書に記されていたほど。血行を促し、皮膚の代謝を高めるなど、美肌効果も期待されます。
ゴマ油をベースに、体を温める身近な薬膳食材をプラスしたお手製のラー油。
鍋やラーメン、スープはもちろん、いろんな料理のアクセントに使え、体がポカポカあったまります!

ゴマ油を使って、お手製薬膳ラー油! 【材料】
ゴマ油・・100cc 赤唐辛子・・10本 ニンニク・・1片 薄切り生姜・・2枚
ネギの青い部分・・1本分 粒山椒・・小さじ1(お好みで)

【作り方】
①赤唐辛子をタネごとみじん切り、もしくはすり鉢で細かくする。
②ゴマ油にネギ、ショウガ、つぶしたニンニク、粒山椒を入れて弱火に
 かけ香りを移してから取り出し、油だけ唐辛子にかける。
③唐辛子のエキスが油に移ったらラー油として使用可能。


キレイの元?
かのクレオパトラは、その美貌を保つために、ゴマ油と蜂蜜をミックスしたものを飲んだり、
また全身をゴマ油でマッサージしていたそうです。
このゴマ油のマッサージは、楊貴妃もしていたそうですから、ゴマは、「美」には、かかせ
ないものかもしれませんね。
ゴマ油でマッサージ



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