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食育~食べること!料理!毎日のことだからもっと楽しみましょう♪

きれいにネットからのメッセージ

『食べること』は、人間が生命を維持するための基本であり、日々あたり前のように繰り返される、私たちの生活に欠かせないことです。
最近、子供に対する食育が学校などの教育機関で積極的に行われるようになってきましたが、家庭の食卓の主導権を持つ親はもちろんのこと、全ての人に考えて欲しいテーマだと思います。

「いただきます」と、感謝を込めて・・・

写真 『食べること』は、生命を維持するための基本的行為であり、他の動物や植物の『死』を、自己の『生』に転化させることでもあります。
つまり、食べると言うことは、命をいただくことなのです。
あたり前のように繰り返される日々の食卓の中にも『生と死』を意識する機会があり、そして『生きることへの積極性』が育まれていくのです。
「いただきます」にはいろいろな意味が込められています。
私たちが食べ物を口にするまで、実に様々な、たくさんの人の手が関わっています。その関わる人たちに、そして私たちの生に転化される動物や植物の命に感謝する「いただきます」であって欲しいと思うのです。

食卓の記憶・・・

写真 近ごろ、『孤食』という言葉をよく耳にします。ライフスタイルの変化にともない、個々が自分の都合で独りで食事をし、家族みんなで食卓を囲むというのは難しくなってきたのかもしれません。また、家族で食卓を囲んでいても、皆がバラバラなものを食べ、会話のまったくないというケースも見られます。
食事は、日々あたり前のように繰り返される生命維持の行動であるとともに、特に幼少期~思春期においては、家庭において蓄積される経験、記憶であり、人格形成にも影響を与えているのです。

味噌汁、煮物、卵焼き、カレー、ハンバーグ・・・どんな高級店のものを食べても、何かホッとする味というのが他にありませんか? 『家庭の味』が記憶として残っている人はとても幸せだと思います。
美味しいと言う記憶は、食べ物の味覚に、楽しさや幸せな気持ちが一体となって深く残るのです。今の子供たちにも、どうか『家庭の味』、『食卓の記憶』を残してあげて欲しいと切に願います。

また、他人とのコミュニケーションが上手く出来ない子供が増えているようですが、家族は最初に経験する人との関わり、いわば最も身近な最小のコミュニティーです。
お茶の間に集まり一家団欒、一家に一台のテレビを家族皆で見る、と言う光景が遠い昔のように思える昨今、食卓は家族が集まれる唯一の場所、機会なのではないでしょうか。

五感と、考える力を育む・・・

写真 五感とは、視覚(目)、嗅覚(鼻)、聴覚(耳)、味覚(口・舌)、触覚(手・肌)の感覚のことです。
何かを食べたとき、この五感が複雑に絡み合い、何かしらの結論(美味しい、まずい等)がでます。そして、複合的な要素が記憶となり、同じ体験をすると呼び起こされ、脳を活性化させます。
例えば、ジュウジュウと焼ける音、匂い、空腹を満たすボリューム、香ばしい焼き色、ジューシーな食感のステーキが美味しかった体験をしたとします。違う日に、あの焼ける音と匂いがしてきたら、それだけでステーキを想像し、美味しかった記憶がよみがえり、食欲がわいてきます。さらにその時の光景、一緒に食べた人、会話、楽しかった感情なども呼び起こされます。もし出てきたものが想像と違うものだったら・・・ガッカリしますよね。このように、五感全てで感じ、脳に伝達され、考え、想像し、記憶をよみがえらせ、脳を活性化するのです。

料理も五感を使い、さらに、考える、想像する、記憶するなど、様々な脳への伝達、活性化を図ります。
【脳力】の川島隆太教授も、脳力トレーニングに、普段の生活の中でいちばん効果が高いのが「料理」と結論づけています。
もし、お子さんが料理のお手伝いをしたいと言ったら、出来ることだけで構いませんので、手伝わせてあげて下さい。
見守るには、少しがまんが必要かもしれませんが、脳の発達におけるトレーニングのひとつとして、また親子のコミュニケーションとして、お子さんにとっては大切な体験となるでしょう。そして、ほめてあげることも忘れずに!

バランスのとれた食事は、心身の健康に大切・・・

写真 バランスのとれた食事は、心身の健康に不可欠です。
イライラする、キレやすい、集中力がない、感情をコントロールできないなど、偏った食事によって適切な栄養が摂取できていないことが、主な原因のひとつです。
近ごろ、このような症状の子供が増えています。
子供が欲しがるから、面倒くさいから、と安易にお菓子やジャンクフードを与えていませんか?自分が好きでないから、子供が嫌いだからという思い込みで、偏った食事を与えていませんか?食経験の乏しい(食べたことがない、知らない)といった、食わず嫌いの子供も意外とたくさんいるのです。
さらに、成人のみならず若年期の生活習慣病、拒食や過食といった摂食障害、味覚障害などの増加も深刻な問題です。
食事のバランスは、心身の健康に大きく影響を及ぼします。自分自身はもちろん、家族の食事や健康についても考え、改善点があれば見直しましょう。

『何をどれだけ食べれば良いの?』については、学校など教育機関やスーパーなど身近な場所でも、農林水産省から出されている食事バランスシートを引用し、情報の公開、配布がされていますので参考にして下さい。

正しい知識を身につけて・・・

『食べること』には、様々な要素が含まれます。味覚のみならず、五感全てで感じる味。また、いつ、どこで、何を、誰と、どんな理由で、どのように、どのくらい食べるか、さらにはその背景が食欲、味覚、記憶にまで影響します。食べるということは、その背景、環境までも一緒に食べることなのです。
家庭で全てを料理するというのが望ましいことではありますが、しかしながら現代社会においては非常に難しいことは否めません。惣菜や加工品などで補うこともあると思いますが、 『食』に対する正しい知識を身につけて、上手に活用して欲しいと思います。食品の安全性、偏りのないバランスのとれた食事、個々に必要とされる食材(栄養素)の選択など、様々な知識が必要とされますが、まずは出来ることから学んでいきましょう。

フードプロデュサーChie (栄養士:牛久保千恵)
その他のページ >> 食育って・・・? >> 愛ちゃんの食卓
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