きのちゃんのワインレポート

第3回 5年、10年後が楽しみなワイン♪

今回のテイスティングはフランス産赤白の2本です。
まずは白から。(余談ですがテイスティングの順番は赤白2本あったら白から、もし年代の古いものと新しいものがあったら新しいものから、甘口のデザートワインは最後にというのが一般的ですね。そしてあくまでも好みですが若いワインは冷やして、熟成しているものはあまり冷やさず飲んだほうがより美味しく飲めると思います。)
第1回に試飲した「クロ・ブラン・ド・ヴージョ(モノポール)」の年代違いの2002年物を今回テイスティングしました。前回のものより若いせいか外観は、淡いレモンイエローで熟した洋ナシのような上品で華やかな香り。まだフレッシュで果実味があり、今後さらに熟成するとボリューム感が出てくることが予想される楽しみなワインです。

2本目の赤はCH.BELAIR(シャトー・べレール)1985年。これはサンテミリオンの第一特別級の格付けがつけられている有名な銘柄。私は初めてこの銘柄を飲みましたが、20年以上経っているにもかかわらずまだ酸味が残っていて渋味もまだしっかり。メルロー種の特徴である、なめし皮、湿った土の香りを感じ、メドック地方に比べてトロリとした甘さを感じる濃厚な味わいでバランスもよく、果実味もあり、これも先ほどの白同様あと5、6年後でも充分に楽しめそうです。

100年以上前から格付けのはっきりしている「メドック」に比べ、今回の赤を産出している「サンテミリオン」はミステリアスで、無名に近い小さなシャトーがいきなり脚光を浴びたりしています。最近そういうワインは「シンデレラワイン」と呼ばれていたりしますが、そういうシンデレラワインがこの地では次から次へと産まれているのも興味深いですね。今回のCH.BELAIRの香り・味を記憶しておき、これに近いグラス1杯で幸せな気分になれるワインを自分で探し出せたらいいなと思います!

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今月のテイスティングワイン

  • (左)クロ・ブラン・ド・ヴィージョ(VOUGERAIE) 2002年 フランス産 白
  • (右)CH.BELAIR(シャトー・べレール) 1985年 フランス産 赤

profile

大手証券会社に勤めるOLきのちゃん。ワイン好きが高じワインエキスパートの資格を取得。ワインの事も詳しいけれど、何と言っても飲むのが大好き。そんなきのちゃんが仲間たちと始めたクローズドなワイン会をレポート。どこかのお店で飲んだら目が飛び出るほど高いワインや希少なワインを、素敵なシニアソムリエの先生がオークションで手に入れ、紹介してくれる・・・ありがたくも不思議な会なのです。