第1回 成長株のワインを見つけた!
まずは白ワイン、2000年の 「クロ・ブラン・ド・ヴージョ(VOUGERAIE)」 という銘柄。
これは、ただのブルゴーニュのヴージョにあらず、なんと「MONOPOLE」(ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレの単独所有)のワイン。このワインの生産地であるコート・ド・ニュイは、ブルゴーニュ地方でも北の方に位置する場所です。
このコート・ド・ニュイは、ロマネコンティを筆頭にブルゴーニュを代表する特級赤ワインの産地として有名ですが、少量ながら白も生産されています。
クロ・ド・ヴージョも特に赤で有名ですが、その中で作られる希少な白のアペラシオン。
わくわくしながらテイスティングをすると外観はまだ黄緑が残っていて若いかなという印象でしたが香りは上品で華やか、洋ナシや甘い蜜のよう・・・、味わいは快い甘味と酸味のバランスが良く喉越しも滑らかで、今日用意したブリーサンベノクという白カビチーズにぴったり合っていました。
次は赤。銘柄は2002年ピエモンテ州の「Dialogo」、初めて耳にする銘柄でした。
ボトルはいたってシンプルで形はボルドー系、一目見るとカリフォルニアの高級ワインのようにも見えます。
お味の方はイタリアワインと言われても???という感じでしたが、それもそのはず、カベルネ・ソーヴィニオン96%というフランスボルドー地方の品種を使用したものでした。
近年イタリアワインはイタリア独自のブドウ品種を使わずにカベルネ、シャルドネ等のフランスの品種を使用する生産者が増えてきています。それがしばしばサッシカイヤとかティニャネッロ等「スーパー○○」と呼ばれる高級品として生み出されています。
この「Dialogo」も将来これらのスーパーイタリアワインに負けないくらい力強く、スパイシーでボリューム感もあるワインに成長するような予感がします。
ただ十何年後にはとても手が出せないような値段、となっていないことを願うばかりです・・・
今月のテイスティングワイン
- (左)Dialogo ピエモンテ州 2002年 イタリア産 赤
- (右)クロ・ブラン・ド・ヴィージョ(VOUGERAIE) 2000年 フランス産 白


