
◇ ストレス解消のための栄養素
- カルシウム … 神経のいらだちを鎮め、精神安定をはかる。心臓の機能を正常に保つ、血圧を安定させる
- <多く含まれる食材>(動物性) チーズ、ヨーグルト、牛乳、干しエビ、煮干し、ちりめんじゃこ、シラス干し、タタミイワシ、ワカサギ、シシャモ、どじょう など…
(植物性) モロヘイヤ、水菜、小松菜、菜の花、かぶの葉、つるむらさき、切干し大根、ひじき、大豆、豆腐、納豆、がんもどき、厚揚げ、高野豆腐、ゴマ など…
- マグネシウム … 精神を安定に保つ、筋肉や心臓の健康を維持する
- <多く含まれる食材>カキ、カツオ、さつま芋、トウモロコシ、カボチャの種、ゴマ、アーモンド、松の実、クルミ、
オートミール、玄米、ライ麦、きな粉、湯葉、油揚げ、高野豆腐、納豆、豆腐、豆類、かんぴょう、プルーン、バナナ など…
- ビタミンC … 副腎皮質ホルモンの合成に関与し、ストレスを緩和する
- <多く含まれる食材>パプリカ(赤・黄)、芽キャベツ、キャベツ、菜の花、ブロッコリー、カリフラワー、小松菜、ほうれん草、にがうり(ゴーヤ)、つるむらさき、モロヘイヤ、ピーマン、ルッコラ、パセリ、かぶの葉、大根の葉、じゃが芋、さつま芋、レンコン、レモン、柿、苺、キウイフルーツ、パパイヤ、
グレープフルーツ、ネーブルオレンジ・みかん等の柑橘類 など…
- ビタミンB1 … 糖代謝をスムースにし、神経の機能を正常に保つ
- <多く含まれる食材>豚肉、鶏レバー、ハム、ウナギ、サケ、タラコ、アイナメ、大豆、枝豆、そら豆、えんどう豆、玄米、胚芽米、ライ麦、酵母、にんにく、ゴマ、アーモンド、ピーナッツ、カシューナッツ、抹茶 など…
- がんばり過ぎないことも大切
- 無理をせずに自分と上手に付き合うこと、ゆとりある気持ちが大切です。
- 笑顔を忘れずに
- 笑顔はまわりの人を楽しくさせ、自分も楽しい気持ちになります。
- 五感の刺激
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- 視覚 … のんびりと散歩したり自然にふれることも時には必要です。絵画や写真を鑑賞するのもいいですね
- 聴覚 … 気に入った音楽はもちろん、静かなヒーリングミュージックでリラックスしてみたらいかがでしょう。
- 嗅覚 … アロマテラピーがおすすめです。効用は様々なので、自分に合ったものを選んで楽しみましょう。
- 味覚 … 外食ばかりでは味覚もにぶります。お手製の料理で友人や家族と食卓を囲むのも…楽しみながら食べることも忘れずに!
- 触覚 … スキンシップを忘れないで!大切な人と触れ合う事で安心感が得られ、精神も安定します。
ストレスは、体内で活性酸素をつくり出し、老化をすすめる元凶です。私たちのまわりにはストレスの原因になるものがいっぱい、ストレスをまったく受けないのは不可能なのです。
まず、バランスの良い食事でビタミン・ミネラル、いろいろな種類の抗酸化物質をとることを心がけましょう。
とくに、神経のいらだちを鎮め、精神を安定させる効果のあるカルシウム・マグネシウムを食品から積極的にとりましょう。カルシウムの吸収率を高めるビタミンCと一緒にとれば、さらに効果的。また、ストレスを感じるとビタミンCは大量に消費されてしまい、免疫力の低下や肌荒れの原因にもなりますので、こまめに、たくさんとるよう心がけましょう。
糖代謝をスムースにし、神経の機能を正常に保つ働きをするビタミンB1は、疲労回復にも効果があるので、とくにお疲れモードのときは積極的にとりたい栄養素です。