きれいになるレシピ

血液サラサラレシピ

サラサラ血液は、美と健康をキープするための基本です。
血液は体中をかけめぐり、すみずみまで酸素と栄養素を運んでくれます。

理想的な血液は水の約4〜5倍の粘着性で、血管内をさらさらと流れますが、 血液がスムースに流れないドロドロ血液は、脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化という恐ろしい病気の引き金になります。
また、血液は身体のあらゆる組織を養っているため、肌の様々なトラブル、冷えやむくみ、セルライトなどドロドロ血液が原因となって、美容にも大きく影響します。
青背の魚に多く含まれるDHA・EPAは、血管を丈夫にし、血液の循環を促しどろどろ血を防止し、血栓ができるのを防ぎます。コレステロール値を下げ、血圧を正常に保つタウリンは、心臓や肝臓の機能を強化することでも知られています。
アリシンやイソチオシアネートの硫黄化合物にはコレステロール値や血糖値を下げたり、血圧を安定させたり、血液の凝固を予防する働きがあります。
さらに、血行をよくして血栓を予防するアリシンは、体内でビタミンB1と結合し、糖質をエネルギーに変える働きをサポートし、代謝を高め、ダイエットにも効果的です。

◇ 血液サラサラのための栄養素

DHA … コレステロール値を下げ、高血圧や高脂血症、脳卒中、痴呆などを予防する
<多く含まれる食材>
マグロ、ブリ、サバ、サンマ、アジ、イワシ、ハマチ(養殖)、マダイ(養殖)、ウナギ、ハモ、
サワラ、キンキ、ニジマス、ムツ、サケ、カキ、スジコ など…
EPA … 抗血栓作用があり、高血圧や高脂血症、皮膚炎を予防する
<多く含まれる食材>
マグロ、ブリ、サバ、サンマ、アジ、イワシ、ハマチ(養殖)、マダイ(養殖)、ウナギ、ハモ、
サワラ、サケ、アナゴ、のり、スジコ など…
タウリン … コレステロール値を下げ、血圧を正常に保つ働きをする
<多く含まれる食材>
サザエ、ホタテ貝、アサリ、ハマグリ、カキ、とこぶし、赤貝、とり貝、タコ、イカ、カニ、エビ、
タラ、舌ビラメ、ヒラメ、赤ガレイ、カツオ、アンコウ、サバ、アジ、イワシ、メバル など…
アリシン … 血行をよくし身体を温める作用があり、血栓を予防する
<多く含まれる食材>
にんにく、玉ねぎ、ネギ、ニラ、アサツキ、エシャロット、葉ねぎ、らっきょう など…
イソチオシアネート … コレステロール値や血糖値を下げたり、血液の凝固を予防する
<多く含まれる食材>
小松菜、水菜、からし菜、高菜、青梗菜、クレソン、キャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、白菜、大根、かぶ、ラデッシュ、かいわれ大根、ブロッコリースプラウト、ルッコラ、わさび、マスタード など…

ライフスタイルレシピ

料理といっしょに“ライフスタイルレシピ”の実行でよりきれいに!
食べ過ぎに注意
腹八分目を心がけましょう。特にコレステロールの高いもの、動物性脂肪の多いもの、甘いものは、ドロドロ血液を作るもとなので食べ過ぎないように!
お酒は控えめに
適量のアルコールは血流の流れをよくしますが、飲みすぎは逆効果。お酒は控えめに、楽しく飲みましょう。
タバコを吸わない、煙をさける
タバコは活性酸素を増やし血流を悪くする、ドロドロ血液の要因です。タバコを吸わない人も煙に注意しましょう。
適度な運動を
運動不足で血流が悪くなると不快なコリも出てきます。適度な運動で、体の末端まで血を送りましょう。
積極的に水をとろう
新陳代謝を促し、サラサラ血液をキープするためにも、血液の主成分である水を積極的にとりましょう。
夜はゆっくり半身浴
42℃以上の熱い湯につかるとドロドロ血液になってしまいます。
リラックス効果があり、よい睡眠のためにも、39℃前後の湯で半身欲がおすすめです。